過去の特集・情報

アグリゲイト

2018.9月

2018.8月

栃木県の岩石採取認可期間最長7年に    [2018.10.22号]

 

栃木県産業労働観光部工業振興課は8月1日付で岩石採取計画認可事務取扱要綱を19年ぶりに大幅改正するとともに、採取期間の設定に関する要領および採石業立入検査実施要領を見直し、県内で最長6年であった岩石採取期間を最長7年に延長した。新制度は採取期間中の事業所に毎年立入検査を行い、計画認可申請前、直近の立入検査の評価結果をもとに優良事業所は1年、特に優良な事業所は2年採取期間を加算する。最長5年の採取期間を設定できる栃木県砕石工業協同組合員は2年の加算を受けた場合最長7年の採取期間が認められることとなった。

 

長崎県砂利協会、「採取限度量250万?以上確保を」、検討委で意見陳述、壱岐産海砂の必要性訴える  [2018.10.22号]

 

長崎県砂利協会(中村満会長、11社)は、18年度海砂採取限度量に関する検討委員会で「限度量250万?以上の確保」および「壱岐地区採取限度量175万5千?の維持」を要望している。第2回委員会での意見陳述では九州5県および山口県への県外搬出は認められており、「採取数量を必要量」として県内だけでなく九州の需要予測を考慮した検討を求めるとともに県内供給を優先する方針を説明。壱岐島周辺で採取する壱岐砂の必要性について「現状の生コンやコンクリート製品の品質や価格を維持してニーズに適格に応える細骨材は県内に壱岐砂以外にはない」と訴えた。

 

 

特集    [2018.10.22号]

 

石灰石鉱山の展望、安倍川開発・田原鉱山、最大約10年分の原石確保、骨材出荷量年間20万トン弱

 

安倍川開発(本社・静岡県静岡市駿河区、柳田英輝社長)田原事業所・田原鉱山は、今年で開山135年目を迎える国内有数の歴史を持つ石灰石鉱山。明治時代にセメント工場の原料山として開発され、1994年の三河小野田セメント田原工場のキルン休転以降は生コン用骨材を中心に生産し、16年6月に安倍川開発が田原鉱産を吸収合併して運営を開始した。最大約10年分の残存鉱量を背景に骨材の安定供給に努めており、採掘跡地の有効利用に向けて地元との協議を始めた。鈴木和秋事業所長に生産の概況を聞いた。

 

 

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日砕協九州地本、NEXCOと災害協定、砕石業の復旧貢献評価    [2018.10.8号]

 

日本砕石協会九州地方本部(才田善之本部長)は9月18日、NEXCО西日本九州支社、西日本高速道路メンテナンス、西日本高速道路総合サービス沖縄と「災害時における高速道路の災害等応急対策の協力に関する基本協定」を締結した。九州全県で対応して被災道路の速やかな復旧を図るもので砕石団体として高速道路関連会社との災害協定締結は初めて。「ここ数年の九州における災害時の砕石業者の復旧貢献が評価された証であり砕石業者の地位向上、意識向上につながる。砕石工場は地域に必要な存在として住民や行政の評価も高まるのではないか」(才田本部長)

 

西三河砕石協同組合員、来年4月骨材大幅値上げ、採算性抜本的改善を    [2018.10.8号]

 

 西三河砕石協同組合(長谷清理事長、5社6工場)の組合員各社は、来年4月に向けて生コン用骨材など単粒度砕石の大幅値上げに踏み切る方針を固めた。販売エリアの西三河地区の砕石需要は新東名高速道路工事以降減少基調にあるなかで保安林規制等により採石山の開発コストは増大し、設備修繕が追いつかないほどプラントは老朽化する。人材確保では長時間労働の是正や土曜日・祝日休みなど働き方改革の対応を迫られ、残業や休日出勤を伴う繁忙期の出荷でコストが膨れ上がるなど人件費は大幅に増加している。

 

特集

 

島田靜雄鹿児島県砂利協同組合連合会会長に聞く、災害対応へ海砂採取枠維持を    [2018.10.8号]

 

鹿児島県は19年度から5年間の海砂の採取予定数量(採取枠)を決定する骨材調達協議会を今秋頃に開催する。前回の協議会では14~18年度までの5年間に全県で合計22万㎥を減らす提言が出され、18年度の採取枠は5年前対比で約2割減少し100万㎥となった。来年度以降も採取枠が減り続けることは県内の海砂業界にとって死活問題。鹿児島県砂利協同組合連合会(8協組、18社)は3月に県に採取枠を維持する要望書を提出した。協議会開催を前に島田会長に方針を聞いた。

 

 

 

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金子光宏群馬県砕石工業組合理事長に聞く、適正価格堅持し県内市場守る    [2018.9.24号]

群馬県砕石工業組合(16社)の17年度組合員合計の出荷実績は前年比10%減の269万8千㌧、18年度第1四半期は15%減で進ちょくしており、近年のピークだった13年度対比では17年度実績は約8割、今年度は約7割への縮小が予想される。公共工事減少の中で工組は群馬の砕石業界の生き残りをかけて組合活動に臨む。金子光宏理事長(日本砕石協会群馬県支部長)に方針を聞いた。

 

首都圏骨材事情、「生コン値上げなら骨材値上げも」、短期需給によらない価格適正化を    [2018.9.24号]

ある骨材業者は関東一区の生コン組合の値上げの打ち出しや物価版での生コンの表示価格アップに触れ「骨材価格の上昇を生コン値上げの理由に挙げているなら骨材の値上げを受け入れてもらいたい」と声をあげる。老朽化により安全性が低下した骨材プラント、運賃が低迷して骨材輸送から離れるダンプ運転手、廃業するガット船、骨材の安定供給には短期的な需給によらない骨材価格の適正化が必須。首都圏の骨材業界を取材した。

 

特集    [2018.9.24号]

 

秩父鉱業・寄居鉱業所、歩留まり改善し単砕品柱の事業展開加速、来年度採石区域拡張し開発へ

太平洋セメントグループの秩父鉱業・寄居鉱業所は、需要地周辺の立地条件や安定的に確保する砕石資源を強みに単砕品(単粒度砕石)を柱にした事業展開を加速している。切込品(ゼロ物)からの原石回収に注力して歩留まり改善に努めるとともに、ICT(情報通信技術)の先駆けとして先進的な制御システムを運用して操業の最適化を図っている。嶋田泰夫寄居鉱業所所長(秩父鉱業所所長)に工場の概況や方針を聞いた。

 

 

昭和石材工業所・新町建材工場、中継拠点の機能強化、JIS骨材出荷可能に

昭和石材工業所(本社・東京都新宿区、髙瀬順昭社長)青梅事業所新町建材工場(青梅市)は古里鉱業所入川工場(奥多摩町)から出荷する骨材の中継拠点としての機能を強化している。遠方のユーザーの利便性を高めるとともにJIS骨材の安定供給を目標にストックヤードを拡張して整理、大雨対策のかさ上げを実施。品質管理体制を万全とし、今年7月からコンクリート用砕石・砕砂についてJIS品としての出荷を可能にした。只川彰執行役員古里鉱業所長、澤本哲俊生産事業本部青梅事業所長に取り組みを聞いた。

 

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恵那砂利生産協組、NATM工法向け骨材共販へ、リニアトンネル工、約50万㎥を適正価格で    [2018.9.10号]

 

岐阜県の恵那砂利生産協同組合(南裕之理事長、8社)は、恵那・中津川地区のリニア中央新幹線トンネル工事NATM工法向けの砂(5㍉アンダー)および砂利(15~5㍉)について共同販売を行う方針で調整を始めた。エリア内で着工される5本のトンネル工事での骨材の使用量は約50万㎥と推定され、砂は木曽川の大井ダム調整池で採取する5社、砂利は骨材を自家生産する生コン兼業2社を中心に組合を窓口にした共販で納入し、適正価格での販売に道筋をつける考えである。

 

 

昭和石材工業所、安定供給へ中継拠点整備、新町建材工場からJIS骨材出荷可能に    [2018.9.10号]

 

昭和石材工業所(東京都新宿区)はJIS骨材の安定供給を目標に、古里鉱業所入川工場(奥多摩町)から出荷する骨材中継拠点の青梅事業所・新町建材工場(青梅市、以下骨材センター)を拡充し品質管理体制を整備。JIS A5005(コンクリート用砕石及び砕砂)の認証範囲の変更手続きを経て7月以降センターから出荷する骨材についてもJIS品としての出荷を可能にした。

 

 

特集    [2018.9.10号]

 

岡本土石工業岡本一彦社長に聞く、三重県内で骨材5工場展開、関東向け粗目砂海送出荷、河川採取拡大でプラント

リニューアル、2プラントで原石変化・品質ニーズ対応

 

岡本土石工業は砂利・砂の製造・販売で創業し骨材を柱に生コンおよびアスファルト合材の製造販売、ロッドミルや分級機の製造販売など事業を多角展開する。骨材事業は三重県内で砂利・砂4工場と砕石1工場を展開し県内のインフラ整備を支えるとともに販路開拓を目指して関東への海送出荷を本格化した。岡本一彦代表取締役社長に骨材事業を中心に方針を聞き、鮒田本社工場の概要を紹介する。

 

骨材運搬業の現状と未来、持病抱える70代運転手、骨材と常傭の運賃差広がる、経費率1割から4割に上昇、

廃業視野に継続の思いも

 

東京五輪関連工事やリニア中央新幹線整備などで首都圏の骨材需要が増加傾向にある。そうしたなか、骨材運搬業界では、運転手不足や高齢化が深刻化している。首都圏で骨材などの供給を担うマツケン(東京都福生市)の松本健二社長と川崎建材(東京都西多摩郡)の川崎英夫社長に骨材運搬業界の現状と展望ついて聞いた。

 

 

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特集    [2018.8.22号]

岡本一彦三重県砂利協同組合連合会会長にきく、健全経営向け創意工夫を

 

三重県砂利協同組合連合会は12組合53社で組織し、社会資本・生活基盤整備に欠かせない砂利資源の確保、安定供給の責務を担う。17年度の砂利採取量は前年比約3割減の41万㎥でこのうち河川は2割減の28万㎥、陸・山(民地)は4割減の13万㎥。県内の骨材需要は、北勢地区は東海環状自動車道の大型物件があるものの他地区は減少傾向にあり、砂利業界の先行きが懸念されている。岡本一彦会長(日本砂利協会東海支部長)に業界の概況や方針を聞いた。

 

 

首都圏骨材事情、石灰石骨材需給ひっ迫続く、骨材全般へ波及も安定操業に影  [2018.8.22号]

 

首都圏で石灰石骨材の需給がひっ迫している。埼玉や栃木の内陸品を中心に海送品を含めて在庫は不足し、需給ひっ迫は今後砂岩等の骨材への波及も考えられる。一方で骨材業界は設備の老朽化や社員の高齢化、豪雨等の自然災害が工場の安定操業に影を落としており、東京五輪関連など大型工事が集中する2020年までの骨材の安定供給の継続に黄信号がともる。首都圏の骨材業界を取材した。

 

 

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大阪府砂利石材協組、9月から府全域で共販、段階的にトン600円程度値上げ  [2018.8.13号]

 

大阪府砂利石材協同組合(千石高史理事長、40社)は、大阪広域生コンクリート協同組合の賛同を得て9月1日出荷分から府全域で生コン用骨材の共同販売を開始する。段階的に値上げを進めて2020年4月までに目標額を獲得して定価販売に全面移行する。目標額は土場および自社工場渡しで海送品の砕石トン2600円、海砂2800円、内陸品(陸送品)の砕石1800円など。共販開始前に比べ600円程度の値上げとなり骨材の品質向上、生産・輸送の採算性改善や労働環境改善を図る。

 

 

徳島県砕石協組員、トン200円値上げ浸透、若手社員の採用、定着を  [2018.8.13号]

 

徳島県砕石事業協同組合(松浦惠理事長、8社11工場)の組合員各社は4月1日から砕石全般を輸送費(運賃)込みの持ち込みでトン200円値上げし、7月現在までに浸透しつつある。約5年ぶりの値上げで軽油や資機材価格の高騰によるコストアップや社員の待遇改善や設備投資費用に転嫁し、経営の安定化、骨材の安定供給を図る。主要ユーザーの生コン業界は昨年生コン値上げを打ち出しており、組合員の砕石・生コン兼業社は生コン値上げの進展をみながら生コン用骨材の値上げを進めている模様だ。

 

 

特集 梅津邦夫関西マテック社長に聞く、骨材、ウォラストナイト両輪に事業再編も  [2018.8.13号]

 

太平洋セメントグループの関西マテックは骨材事業、ウォラストナイト(珪灰石)事業を柱に混和剤販売の建材事業、粉砕機販売のセラミックス事業を多角展開する。17年度業績は増収増益となり、事業別ではウォラストナイトの売り上げが過去最高を達成した。5月にイシザキ(三重県いなべ市)の社長を退任し、関西マテックの社長に就任した梅津邦夫氏に事業方針を聞いた。

 

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田村啓二岡山県砕石協同組合理事長に聞く、4月から各社2割値上げ、砕石業継続に危機感  [2018.7.23号]

 

岡山県砕石協同組合(22社23工場)の組合員各社は、4月1日から骨材価格の現行から2割程度の引き上げを要望した模様だ。値上げは5年ぶりで、粘り強い交渉が成果をあげ各地区で㎥300円程度までの値上げが実現した。経産省の調査によると岡山県の17年度砕石出荷量は前年比7%増の289万トンでコンクリート用は10%増の174万トン(砕石114万トン、砕砂60万トン)、道路用は微増の87万トン。前年の減少から増加に転じたが4年連続300万トンを下回り出荷規模はピーク時の4割に縮小。業界を取り巻く環境は厳しい。協組は骨材価格の適正化を後押しするべく需要家への窮状の周知に努める。田村啓二理事長に現況と方針を聞いた。

 

中四国広島、岡山、愛媛の砕石場甚大被害も、浸水、土砂崩落で操業停止  [2018.7.23号]

 

6月28日から7月8日頃までの平成30年7月豪雨(西日本豪雨)により岡山、広島、愛媛各県の砕石工場が甚大な被害を受けた。浸水や土砂崩落など被害は中四国の広域にわたり17日現在で操業停止中の工場もある。人的被害はなかった模様。

 

建交労ダンプ部会、運賃引き上げ不十分、運転手60代以上過半数に  [2018.7.23号]

 

個人事業主のダンプ運転手は骨材・資材の買い手と売り手の狭間に置かれ、厳しい労働条件を強いられている。全国の車持ちダンプ運転手が所属する全日本建設交運一般労働組合(建交労)全国ダンプ部会がまとめた17暦年の調査によると、労働日数や平均労働時間の増加もあり、組合員の1日の平均単価は3万4746円と前年から716円上昇したが、単価(運賃)の引き上げは組合員の1割強にとどまり、上昇する軽油代等のコストアップで輸送環境は厳しさを増しているという。

 

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茨城県砕石事業協同組合創立半世紀、長谷川大紋理事長に聞く、有限資源を適正価格で販売  [2018.7.9号]

 

茨城県砕石事業協同組合(13社19工場)は1966年に設立し約半世紀を迎えた。全国有数の砕石生産量により県内および千葉、一部都内の骨材需要を支えており、組合は市況安定に直結する大型工事の共同販売を行うとともに骨材輸送対策(過積載防止対策)を推進する。地域貢献では県と災害協定を締結し、3年前の鬼怒川水害では資材等を供給した実績がある。長谷川大紋理事長に業界の現況と展望を聞いた。

 

栃木県砕石協組員、10月に値上げ運賃適正化、埼玉トン300円以上、東京・千葉トン500円以上  [2018.7.9号]

 

栃木県砕石工業協同組合(青木栄久理事長)の組合員各社は、10月を目標に持ち込みで埼玉地区でトン300円以上、東京・千葉地区でトン500円以上の骨材値上げに踏み切る姿勢だ。生コン用を中心にコンクリート製品用や合材用骨材も価格改定を求めていく。骨材輸送ダンプの運転手確保は困難な状況にあり値上げ分は主に運賃(輸送費)に充当し、運転手の待遇や労働条件改善を図る。首都圏全体として骨材需要は堅調な見通しだが、生産現場の人材不足で増産は難しく石灰石2鉱山の閉山をきっかけに需給の締まりが予想される。生コン価格の適正化の気運も高まり、骨材の価格適正化の絶好の機会ととらえ、不退転の覚悟で交渉に臨む。

 

唐津湾砂採取協組、新造プッシャー・バージ就航、船員若返りも進む  [2018.7.9号]

 

海砂採取業者で構成する唐津湾海区砂採取協同組合(前田五男代表理事、5社)は2月に新造のプッシャーバージ船「第七げんかい」を就航。佐賀県および福岡県の採取船登録手続きを進め、3月頃から採取を開始している。

 

 

 

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